2014年9月23日火曜日

感想 : 「発達障害者と親の会」

金曜日の晩から襲われたひどい風邪も
日曜は軽い咳だけになったので、サピアの勉強会に参加してきました。
今日のテーマは「当事者と親」

配布された資料には
タイムスケジュールがあり、時間の流れが視覚化されていて理解しやすくよかったです。
さらに、親への質問があらかじめ23個に絞られ、その質問と回答内容をまとめたものまでありました。
これで聞き漏らしも防げます。

実際の進行では 、インタビューアーの当事者が母親にどんどん切り込んで行くようなかたちで、答える方の真剣さや緊張感が伝わってくるとても臨場感のある時間でした。

当事者とその母親による質問と回答のあとは
参加者からの 質問の時間、茶話会もありました。

全体を通して 話題に出たことで特に自分が関心を持ったのは、一人暮らしや結婚、親の亡くなったあとのことなど将来の生活についてです。
個人的には、今後の勉強会でそこの不安を解消できるような内容を取り上げられたらと思います。


スタッフ

2014年9月18日木曜日

感想 : 第3回 人間関係悩んでーる

9月13日はサピアの勉強会が開催されました。

勉強会のテーマは、
人間関係の悩みを共有・解決するというもので、
参加者は共通する悩みの種類で3~4人のグループに分かれ
問題の整理や将来どうしていきたいかなど話し合いました。

一人で悩みを抱え込むのとは違い、
こうした場に参加して相談してみると、
悩みが思いもよらない早さで薄れていくような気がします。
勉強会の終了後には、自分も含め参加者の表情が満足そうだったのが印象的でした。


人間関係は悩むものでもありますが、それを改善できるのも人間関係の良さだと
参加して気付かされます。


この勉強会は今回で終わりではなく、
改良を重ね、次回の開催も予定されているので
興味ある方はぜひ参加してみてください。

スタッフ

2014年9月14日日曜日

第3回人間関係なやんでーるを終えて

「家族のだらしない所を許せるようになりたい」
と話す方が居て、そもそも当時者会に来てそれを「困りごと」として挙げる優しさを本人や周りは気が付いているのか?
ぼくならそのような家族を話題にする時間すら持ちたくないだろう。と思っていた。
理想と現実の狭間。
「人との距離を割り切れない障害」を抱え生きていく人。


茨木のり子さん
「自分の感受性くらい」の一節


自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

を思い出す。「守る」とはどういうことなのか?
ぼくは「自分を守っている」だけで、「自分の感受性」は二束三文。平気で売り渡しているのではないか?と、考えずにはいられない。

世に売られているやり方で、「人との距離を割り切れない」のを「何かのせい」にして来た自分。
だが今、「無いなら自分でやり方を作ろう」思えるようになった。
そのきっかけは、今までに知らない「自分に似た人」と出会えた当時者会だ。


引用
http://marieantoinette.himegimi.jp/gardenzibun.html